高齢犬に効率よく流動食を与えてあげるために。

流動食は字のごとく、咀嚼力が低下している場合に食べ物を流すように食べさせることが大事ですが、流動体であるがゆえに口の外にもこぼれてしまいます。

それをいかに効率よくおいしく食べさせてあげるかが大切かと思います。

現在使用している3種類のシリンジに行き着く前はいろいろなものを試しました。


ペティオ 老犬介護用 持ち手付食器 です。

ここにペースト状のご飯を入れてシリコンスプーンで食べさせていました。

しかし、食べさせるのに20分以上かかり口の周りはいつもベトベトになりました。

お互いのストレスが大きいため数日でこれをやめることにしました。


次は100円ショップで販売されているドレッシング入れを使用しました。


ドレッシング入れの先にシリコンチューブを取り付けて哺乳瓶のように与えていました。

これはなかなか使い勝手が良いのですが流動食の状態により、固目の状態だと最後まできれいに出すことはできませんでした。


次に試したのがペット用哺乳器でした。


Amazonで515円でした。

50ccまで入り数種類の先端チューブが付いています。

中々良い製品かとは思いますが注文から到着まで4週間ぐらいかかりその間に良いシリンジを見つけたので一度しか使いませんでした。



毎日の事なのでお互いに少しでもストレスが少なく食事を終わらせることは非常に重要です。

私の場合はシリンジを使用して少しずつ時間をかけて食べさせてあげることが一番良いと感じました。

シリンジの場合は無駄なく食べさせてあげることができるし、食べさせる量を上手に調整できるので誤嚥の防止にもなると思います。

老犬介護の現実と創意工夫

何の前触れもなく突然に訪れた老犬介護について、失敗談やその失敗から学んだ様々な体験談などを、いつかは飼い主の皆さんにも訪れる老犬介護の現実についてお伝えし、少しでもお役に立てるようにその内容を綴ってゆきたいと思います。

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